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キャンプで快眠するための寝具徹底解説|季節別シュラフ・マット・コットの選び方

【保存版】キャンプ用寝具の選び方とおすすめブランド徹底ガイド


キャンプで寝具が大切な理由

キャンプは自然の中で過ごす特別な時間ですが、意外と見落とされがちなのが「寝具選び」です。

昼間はいくら楽しくても、夜に地面の冷たさや硬さで眠れないと翌日に疲れが残ります。特に初心者は「寝具はなんでもいい」と考えがちですが、快適なキャンプの鍵は実は 寝具選び にあります。


キャンプ用寝袋(シュラフ)の種類と選び方

形状別

  • 封筒型シュラフ

    布団のように広く、ゆったり眠れるタイプ。夏キャンプやファミリー向け。ジッパーを開けばブランケット代わりにも。

  • マミー型シュラフ

    体にフィットして冷気を遮断。保温性が高いため春・秋・冬キャンプで活躍。

  • ハイブリッド型・二人用

    封筒型の快適さとマミー型の保温性を兼ね備えるタイプや、カップル・親子で使えるダブルタイプも。

中綿素材

  • ダウン:軽量・高い保温性・コンパクト収納。ただし濡れに弱い。冬キャンプや軽量重視派に。

  • 化繊(ポリエステル等):濡れても性能が落ちにくくコスパが高い。初心者や雨が多い季節におすすめ。

快適温度の目安

  • 夏:快適温度 10℃以上

  • 春・秋:快適温度 5℃前後

  • 冬:快適温度 −5℃以下

    ※「快適温度」と「限界温度」の違いに注意。冬キャンプは必ず余裕を持った温度帯を選ぶこと。


キャンプ用マットの役割と種類

寝袋だけでは快眠できません。地面の冷気や凹凸を防ぐためにはマットが必須です。

  • 銀マット(フォームマット)

    安価で軽量。断熱性はそこそこ。初心者のエントリー用。

  • クローズドセルマット

    折りたたみ式の発泡マット。耐久性・断熱性が高く軽量。登山やバックパッカーに人気。

  • インフレータブルマット

    バルブを開くと空気が入るタイプ。厚みがあり寝心地が快適。荷物に余裕がある人に。

  • エアマット

    完全に空気で膨らませるタイプ。軽量・コンパクトだが puncture(穴あき)注意。

  • コット(簡易ベッド)

    地面から浮くため、夏は涼しく冬は冷気を遮断。サイト設営に余裕がある人向け。

R値(断熱性能)の目安

  • R値 2〜3:夏・春キャンプ

  • R値 4〜5:秋・冬キャンプ

  • R値 5以上:厳冬期対応


枕とプラスアルファ

  • エア枕:軽量・コンパクト。持ち運びやすい。

  • 自動膨張式枕:バルブを開くだけで膨らむ。寝心地重視派に。

  • 衣類を詰めたスタッフバッグ:荷物を減らしたい人に。

プラスαとして インナーシュラフ を併用すると、保温性アップ・湿気対策・清潔維持に役立ちます。


季節ごとの寝具選び

  • 夏キャンプ:薄手の封筒型シュラフ+銀マットやコット。

  • 春・秋キャンプ:マミー型シュラフ(快適温度5℃程度)+インフレータブルマット。

  • 冬キャンプ:ダウンシュラフ(快適温度−5℃以下)+R値4以上のマット。湯たんぽ・電気毛布をプラスすれば安心。

※冬キャンプは低体温症の危険あり。寝具不足は命に関わるため、必ず防寒性能に余裕を持たせること。


おすすめブランドと注目アイテム

日本ブランド

  • モンベル(Montbell)

    ダウンハガーシリーズ:軽量・高保温。冬キャンプでも安心。

  • ナンガ(NANGA)

    Aurora Lightシリーズ:国産ダウンを使用。耐久性と保温性に優れる。

  • スノーピーク(Snow Peak)

    デザイン性の高いマット・コット。初心者から上級者まで人気。

  • 山と道

    UL Pad 15:超軽量発泡マット。UL志向の中級〜上級者向け。

海外ブランド

  • Therm-a-Rest(サーマレスト)

    R値表示をいち早く導入。インフレータブルマットの定番。

  • Sea to Summit(シートゥーサミット)

    コンパクトで快適なエアマットを展開。バックパッカーに人気。

コスパ重視セット(参考価格・2025年時点)

  • Naturehike LW180 軽量シュラフ:約¥3,990(3シーズン対応)

  • ZEN Camps 自動膨張まくら:約¥1,980

  • クローズドセルマット(汎用品):約¥3,500〜

    初心者が手軽に揃えるなら、この組み合わせで十分快適。


まとめ

キャンプを快適に楽しむためには、寝具選びが非常に重要です。

  • 初心者:コスパ重視の化繊シュラフ+フォームマット

  • 冬や本格派:モンベル・ナンガのダウンシュラフ+R値4以上のマット

  • 軽量志向:サーマレストや山と道のULモデル

自分のキャンプスタイルや季節に合った寝具を選べば、自然の中でも安心して眠り、翌日のアクティビティを存分に楽しめます。

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